不登校の子どもが「みんなに追いつけない」と言ったら|保護者の方へ、焦りを聞く声かけ

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セラピー心理相談

こんにちは。神奈川県小田原市の、みんなのよりどころ「わりん」です。


「みんなは先に進んでいるのに、私だけ止まってる」
「もう追いつけないよ」

お子さんからそんな言葉が出たとき、「大丈夫、まだ間に合うよ」と励ましたくなることはありませんか。

でも、何に追いつけないと感じているかによって、話したいことは変わります。授業の内容なのか、友達との会話なのか、それとも先の見通しが持てないことなのか。その場で追いつく方法を考えるより、まず何が気になったのかを一つ聞くところから始められます。


「まだ間に合うよ」と答える前に、一言だけ聞く

「もう追いつけない」と聞くと、保護者の方も心配になり、励ましたり、すぐに計画を立てたりしたくなるかもしれません。

そんなときは、「そう思ったきっかけがあった?」と短く聞いてみる方法があります。たとえば「友達が次のテストの話をしていた」と返ってきたら、まずは「その話を聞いて、気になったんだね」と受け止めます。

何があったかを最後まで説明してもらわなくても構いません。「今は話したくない」と言われたら、「分かった。話したくなったら聞くね」と、そこで会話を終えてもよいのです。


勉強のことなら、「どれだけ遅れたか」より「何を知りたいか」

「授業がどこまで進んだか分からない」と言うお子さんに、たまった課題を全部見せると、知りたかったことより多くの情報を渡してしまう場合があります。

「今やっている単元が知りたい? それとも、前のところから何を見直せばいいかが気になる?」

本人が知りたいことが分かれば、学校へ尋ねる内容も絞れます。たとえば「数学について、今の単元と、取り組むなら最初に見る教材を一つ教えていただけますか」と聞く方法があります。

答えを受け取った日から勉強を始める必要はありません。情報を知ることと、取り組むことは別々に決めてよいのです。


友達のことなら、勉強の計画に置き換えない

「もう追いつけない」という言葉が、友達の話題についていけない寂しさを指していることもあります。

たとえば、「みんなが行事の話をしていて、自分だけ分からなかった」と話してくれたなら、すぐに「勉強は家でもできるよ」と励ましても、本人が話したかったこととはすれ違うかもしれません。

「その話に入れなかったことが、気になっていたんだね」。そこまで聞くだけで終える日があっても構いません。友達に連絡するか、学校の情報を聞くかは、本人が望んだときに考えられます。


「私も焦った」と気づいたら、その日に計画を決めなくてもいい

お子さんの言葉を聞いて、保護者の方自身も「早く何かしなければ」と焦ることはあるでしょう。

その場で教材を探したり、次の予定を決めたりする前に、「今日は何が気になっているかを聞けた。次のことは、また話せるときに考えよう」と区切ってみませんか。

「追いつけない」と話してくれたその日を、追いつくための計画を立てる日にしなくても大丈夫です。まずは、お子さんが何を心配しているのか。保護者の方は何に焦っているのか。それぞれの思いを分けて考えるところから始められます。


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みんなのよりどころ わりん

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